浦幌町百年史より 目次

目次

浦幌町百年史 目次

口絵
発刊にあたって 浦幌町長 村瀬 政昭

例言

例言
一、本書は浦幌町開町一〇〇年記念事業の一環として刊行したものであるが、開町(戸長役場設置の明治三史をもつので、先史(近世・中世・古代)までさかのぼることになった。
一、移住開拓以後は浦幌村五十年沿革史(昭和二四年五月発行)及び浦幌町史(昭和四六年三月発行)を参考として、それ以前は史書の形式を取り入れたので、その形式や流れに重点をおき、引用の資料もなるべく原文のままとし、出典を明らかにして、おおむね平成一〇年一一月までの事項を記述した。
一、本文の記述は常用漢字と現代かなづかいに従ったが、引用文については古い用語を使うこともあった。
一、年代の表示は年号を用い()内で西暦を示したが、明治以後は重要な年のみを西暦で示すようにした。距離・量目についてはメートル、グラムを原則としたが、古資料の里程・貫目などはそのまま採用した。
一、本文中の人物はこの種公刊物にならって、氏名のみにとどめ、敬称を一切省略した。
一、参考文献、年表などは巻末に一括して掲載した。
一、編さんに当たっては、正確を期すように努めたが、二年間という短期間の作業では不十分である。今後の調査と研究が必要であろう。

目次

序編 百年の風雪と闘い

序章 記念の年に

第一節 記念事業

記念事業推進委員会/町史編さん委員会/推進委員会の経過/記念事業推進庁内等小委員会/記念事業のアイデア募集/イメージキャラクターの公募/記念事業

第二節 記念式典

第三節 永住世帯

第一編 自然と先史

第一章 自然と環境

第一節 位置と地勢
浦幌町の位置と面積/地形/地質

第二節気候
春/夏/秋/冬

第三節 浦幌町をとりまく自然
山/河川/湖沼/滝

第四節 生物

第五節 植物
森林と草原/原生花園

第二章 先史時代

第一節 十勝平野の生い立ち
十勝平野のすがたと特徴/日高山脈の誕生と海峡の出現/氷河と火山灰

第二節 遺跡のなかの人影
石器時代/縄文時代/擦文時代

第三章 先住者の生活と風習・地名

第一節 アイヌの文化
コタンについて/チャシ/住居と周辺の建物/食事/衣服/いれずみ/ァィヌの神々/葬儀/物語/オランダ船カストリカム号船長の記録

第二節 町内地名の解説
アイヌ語地名と性格/国名・十勝の諸説

第三節 町内の地名
生剛/浦幌/活平/留真/帯富/常室/瀬多来/川流布/貴老路/下頃辺/愛牛/統太/幾千世/直別/大津川筋/浦幌十勝川筋/太平洋岸/浦幌川筋/静内川筋/下頃辺川筋/常室川筋/留真川筋/瀬多来川筋/仁生川筋/川流布川筋/厚内川筋/直別川筋

第二編 蝦夷と蝦夷地

第一章 蝦夷地と呼ばれて

第一節 自らを人間(アイヌ)と呼んだ人々
和人の渡来/古書の記録/はじめの交易

第二節 安東氏と蝦夷地
和人地の諸豪族/蠣崎氏と蝦夷地/諸豪族の館

第三節 蝦夷の抗戦と蠣崎氏
花沢館と武田信広/一つの事件/コシャマインの戦い

第四節 蠣崎氏の独立
慶広の外交/秀吉の朱印状/家康の黒印状

第五節 松前藩時代及び幕府直轄時代
松前藩と知行地
徳川幕府の機構の中で/無高大名/公卿・諸藩との交際/海峡を渡る参勤交代
松前氏の領国
和人地と蝦夷地
商場と場所
商場の成立/場所の誕生
場所請負制度
トカチ場所の記録

第六節 二つの戦いの起因
家臣の増加/商人に請負わす/請負人の義務/オムシャ(介抱)/トカチ場所の範囲/圧迫されてゆく蝦夷/西蝦夷地の動き/国後の戦い/戦い後の措置

第七節 幕府の上知と直捌の時代
ロシアの南下/内陸地の探検/赤蝦夷風説考/山口鉄五郎の意見書/ロシア使節ラックスマンの来航/幕府をうごかした書/幕府の蝦夷地大調査
幕府の直轄
動き出した経営/経営方針/御用船の急造
直捌の開始
東蝦夷地の仮上知/直捌の仕組み

第八節 幕府の蝦夷地警備策
南部・津軽二藩の派兵/屯田兵の志願/道路の開削
あわただしい北方事情
ゴローニン事件

第九節 奉行支配の時代・
箱館奉行の設置/永久上知と場所の統配合/蝦夷三寺の建立/幕末の渡船/直捌きの廃止/請負制復活と十勝

第二章 幕末のうごきと明治維新

第一節 松前藩復権の時代
松前藩の復活/蝦夷地の戸ロ
押し寄せる国際化の波
神奈川条約の締結/箱館の開港/石炭の需要

第二節 幕府再び蝦夷地を直轄
幕府の再上知/奉行支配の吏員/五藩の警備/皆川周太夫の十勝調査/松浦武四郎と十勝/武四郎の見た浦幌

第三節 幕府の崩壊
たかまる攘夷の風潮/相つぐ外人殺傷事件/政治運動化する攘夷/世直し一揆

第四節 大政奉還
王政復古の大号令

第五節 北方の探険者たち
最上徳内/伊能忠敬/近藤重蔵/間宮林蔵/高田屋嘉兵衛

第六節 明治維新
新政府の発足/政変と蝦夷地の動き/五稜郭/箱館戦争/新政府の脱走軍追討

第七節 蝦夷地の開拓
開拓督務が置かれる/蝦夷地の開拓/開拓使の誕生/開拓使庁と出張所/十勝の分領支配/開拓使の十年計画
開拓使と地方
開拓使時代の町村制/村の設置と戸長

第八節 場所請負制度の廃止

第三編 行 政

第一章 母村大津戸長役場

第一節 生剛村の誕生まで
戸長役場の変遷

第二節 北海道開拓の先駆者
士族団の移住/屯田兵/囚人移民
会社組織の開拓事業
開進社/赤心社/晩成社

第三節 三県一局の時代
札幌県時代と十勝
三県時代の浦幌最初の定住者と先住者
三県一局の廃止

第二章 北海道庁と地方行政

第一節 北海道庁の発足
道庁の組織と簡素化
地方行政機関の変遷
十勝国の場合
土地政策と移民政策
北海道未開地処分法/北海道未開地処分法の改正/貸付地予定存置制度/渡道保護

第二節 殖民地と区画割
殖民地の選定/明治時代(初期)の浦幌/アイヌ勧農策

第三節 生剛村の誕生
一級町村制/二級町村制/戸長役場時代の行政事務/村民代表の総代人/組長制度/ニ級町村制時代の村会/生剛村を浦幌村に改称/村会議員/歴代戸長及び町村長/行政区画/行政区名の変遷/役場庁舎の変遷/現在の庁舎/上浦幌出張所(支所)/炭砿出張所

第四節 村づくりに尽くした人
吉川一馬/下野松太郎/君貞次/河合長平/飯山伊平/飯居琳/森三樹二/藤居清助/高室廣助/久保田要吉/坂下七郎・タマ/中川北松

第三章 戦時下の生活と住民生活

戦時下の生活
十勝の空襲
帯広空襲/本別空襲/浦幌空襲/婦人の報国運動/千人針と慰間袋
娯楽
歌謡曲/映画
一銭五厘の応召と見送り
徴兵検査/召集令状/一銭五厘の応召/出征と見送り/防空体制/配給切符制/金属の供出/代用品/服装/翼賛壮年団/村常会/町内会・部落会

第四章 戦い終わって

第一節 連合軍の占領下で
進駐軍の指示命令/教育関係者の追放/公職追放と文書の焼却/政治行政の転換

第二節 抑留生活・復員・引揚げ
抑留/国境地域の日本人/武装解除と移送/復員

第三節 戦没者と忠魂碑
殉国のひと/敗戦後の忠魂碑

第四節 選挙と行財政
選 挙
浦幌から衆議院議員誕生
財政
戦後の地方税/地方財政の危機と再建整備/窮迫財政のなかで/納税貯蓄組合
行政委員会・委員
監査委員/選挙管理委員会/公平委員会/固定資産評価審査委員会

第五節 住民組織の整備と活動
町内会・部落会の解散/駐在員制度の発足/行政区の設置

第五章 地方自治法と行政の近代化

第一節 地方自治法

第二節 行政の近代化

第三節 町村合併
大津村の東部地区は浦幌に/合併による新町建設計画

第四節 行政を見る・語る
行政の懇談/公共施設見学会/小学生との青空懇談会

第五節 明日へのまちづくり
総合八カ年計画/総合十カ年計画/総合振興計画/まちづくり計画/町のキャッチフレーズと花・木・鳥/行政事務改善委員会規程/浦幌町行政改革推進委員会条例/「ふるさと創生」一億円/町章・町歌/町民憲章

第六節 住民運動
国・道機関等存置運動促進期成会/新生活運動

第七節 都市計画と振興公社
都市計画/振興公社

第八節 まちの主な祝典
開村五十年の祝典/町制施行と復興感謝式典/開町七十年記念式典/町制施行二十周年記念式典/開町八十年記念式典/町制施行三十周年記念式典/開町九十年記念式典

第九節 交通安全と防犯
交通安全官言の町/交通安全指導員/交通安全協会/女性ドライバー友の会/交通防犯奉仕員/防犯指導員及び連絡所と協会/防犯宣言の町

第六章 顕 彰

第一節 叙位・叙勲

第二節 名誉町民
ふたりの胸像と讃郷碑

第三節 浦幌町表彰条例
自治功労等の表彰

第七章 関係機関

十勝太ロラン航路標識事務所/釧路地方法務局浦幌出張所

第四編 農・林・漁業

第一章 農 業

第一節 原野の開拓
移住の背景/移住の先駆者/移住者

第二節 明治中期の浦幌原野
原野の集落

第三節 三大農場
土田農場/岐阜農場/熊谷農場
その他の農場
森農場/林田農場/黒岩農場/小澤農場/橋本農場
団体入植
無願開墾
加賀団体/信州団体/越中団体

第四節 明治・大正期の地区別入植
入植の方法/入植後の集落
上浦幌地区
川上/貴老路/相川・富川・美薗/川流布/活平
中浦幌地区
瀬多来/留真/円山/常室/幾千世/稲穂
下浦幌地区
統太/愛牛/浦幌太/万年/吉野/静内/豊北/十勝太
厚内地区
厚内/上厚内/直別
市街地区
入植のころ(古老の座談会)

第五節 開墾と生活
拝み小屋/農作業/農機具
生活
衣服/洋服と髪型/食糧/住居/水/風呂/便所

第六節 農産物
馬鈴しょ/豆類/てん菜/ムギ類及び雑穀/養蚕/水稲
第七節 畜 産

幕末・明治初期/馬の改良/畜馬
馬市の盛衰
ばん馬大会

明治初期の飼養/浦幌の畜牛/乳牛/最初の酪農業/集乳所
中小家畜

第二章 戦後の農業

第一節 終戦直後
食糧危機突破運動のかげで
食糧供出推進/集団帰農/戦後の緊急開拓/帰農者たち/開拓地成功検査/稲穂開拓の推進/未開 地の入植

第二節 耐冷作物の奨励
アマ(亜麻)/てん菜の一戸一反歩増運動/てん菜の省力集団栽培/製糖工場の誘致合戦/農業各種共励会

第三節 寒地農業確立への道
ひどかった冷湿水害と経営の転換/救農事業/冷害克服優良農家/短期農業就労者の募集と援農

第四節 農林漁業地域の指定 脚
集約酪農地域指定/第一次建設計画/第二次五カ年計画/雌牛の増殖と貸付制度/乳牛三〇〇〇頭牛乳三万石達成/補給金制度/酪農振興のその後/共同利用模範牧場の完成/公社営畜産基地建設/国営農地開発事
業/大野村の牧場と姉妹提携

第五節 農業後継者対策と農業学園
青年の研修視察/結婚相談所の開設/農業者年金/農業学園と新規就農者/平成の移住

第六節 近代農業へ
酪農ヘルパー制度/黒毛和種の繁殖/山村振興特別開発事業/第一次農業構造改善事業/第二次農業構造改善事業/新農業構造改善事業/上浦幌地区農村地域農業構造改善事業/補足農業構造改善事業/農業技術拠点施設/農村総合整備モデル事業/シカ食害防止対策

第七節 農業関係機関・団体 農業委員会/農会/生剛外ニ力村農会/浦幌信用購買販売組合/浦幌村農業会/浦幌村(町)農業協同組合/開拓農業協同組合/農業共済組合/農民連盟/酪農振興協議会/浦幌乳業kkの設立
国・道の関係機関
北海道食糧事務所帯広支所/農林省帯広統計調査事務所浦幌出張所/十勝東部地区農業改良普及所/道立家畜保健衛生所

第三章 農地改革

第一節 農地改革の移り変わり
戦前の農地改革/戦後の農地改革/農地委員会/小作地の調査/新制中学校の敷地問題/浦幌川切替工事にともなう処理/新牧野法

第四章 林 業

第一節 林業の歩み
十勝の造林/苗圃の設置/木材の搬出/戦後の国有林野/チェンソーの導入/浦幌の林業と林野状況

第二節 森林施業の変遷
マッチ軸木工場と枕木

第三節 木材(製材業)
池端製材工場/林産物高/昭和中期の製材業

第四節 民有林と町有林
造林/林道/治山・保安林/町有林

第五節 林業構造改善事業
うらほろ森林公園/オートキャンプ場

第六節 カラマツ
力ラマツの利用/試験林と優良林業地/伝承の森

第七節 森林整備計画

第八節 林業関係機関団体
林務署の設置/浦幌道有林管理センター/十勝支庁浦幌地区林業指導事務所/浦幌町森林組合/木青会/猟友会/鳥獣保護員

第九節 木 炭
木炭の利用/浦幌の木炭/十勝木炭組合の設置/木炭の新用途

第五章 漁 業

第一節 明治の漁民
大漁民と小漁民

第二節 十勝漁業の歴史
十勝初の漁業者組織
十勝組合/十勝漁業組合と十勝水産組合/大津漁業組合/大津漁業会/大津漁業協同組合

第三節 漁網と漁船

第四節 育てる漁業へ
十勝のサケ漁業/天然繁殖/人工ふ化事業/十勝のふ化事業/稚魚の放流と密漁/ウッナィ「鮭親魚蓄養採卵場」/サケ親魚の蓄養池採卵/水産技術普及員/サケの自然ふ化/シジミ貝養殖/シシャモ産卵床と遡上調査

第五節 漁業資源保護開発と増対策
事業の歩みと盛衰/漁業振興対策事業/町単独事業/厚内漁港/十勝太防潮堤/十勝太漁業共同利用施設

第六節 災害と海難
蝦夷地時代の災害/トカチ場所の海難/浦幌関係の海難

第五編 商工業・鉱業

第一章 商工業

第一節 商 業
明治期の商業
商業団体
浦幌村商工会/浦幌商工組合・浦幌商業統制組合/浦幌商業協同組合/浦幌町商工会
商工業の変遷
吉野市街の状況/厚内市街の状況

第二節 商業の近代化と振興
コスミックホール/コスミック商店街協同組合/商工事業協同組合/技能者協会/永年勤続優良従業員表彰/建設業協会/企業の立地奨励/浦幌町バイォメディカル研究所

第三節 工業
レンガ
浦幌窯業株式会社/操業しなかった土管工場
第四節 まちの活性化グループ
地場産業開発プロジェクト会議/浦幌ロマンの会/うらほろ元気村/よさこいソーランチーム「ウ・ラポロ」

第二章 炭砿

第一節 石炭の歴史
油が主役の時代へ

第二節 浦幌炭鉱
炭砿所有者と開坑/地層と地質/坑内労働と休鉱/再ぴ開鉱/再開後の炭住街/尺別炭砿へ併合/国策による閉山/復興/再び尺別炭砿へ併合/友子同盟/事故/閉山/閉山後の炭住街/閉山後の埋蔵調査

第六編 教育・文化・宗教

第一章 教 育

第一節 教育のはじまり
明治初年の教育状況
学制公布と北海道の特例/小学校・郷校・教育所・私塾の設立/教育及び教科と施設/開拓地の寺子屋教育と簡易教育所
各学校の設置と沿革

第二節 戦時下の教育
教育改革/国民学校

第三節 戦後の教育
戦後の混迷と新教育の展開/新日本の教育/墨ぬり教科書/六・三制の実施/新制中学の発足/校舎の建築/浦幌高等学校/浦幌高等酪農学校/洋裁専門女学校/花嫁学校

第四節 幼稚園
厚内幼稚園/吉野幼稚園/上浦幌幼稚園

第五節 教育委員会
父母と先生の会/PTA連合会の活動/教育功労者表彰/浦幌中学校吹奏楽部

第六節 学校給食
学校給食センター

第七節 学校整備の充実と統合
学校整備/学校統合/上浦幌中学校の場合/常室・留真中学校の父兄の動き/下浦幌地区の場合/十勝小学校の場合/活平小学校の統合

第八節 国際化社会・情報化時代に対応
国際化社会/海外交流の橋渡し/情報化時代へ

第二章 社会教育

第一節 社会教育行政の推移 翻
社会教育協会/公民館の設置/最初の公民館/生活改善センターと中央公民館/公民館祭/移動公民館

第二節 婦人・青年団体の動き
民主団体の結成
婦人団体
青年団体

第三節 文化・体育施設
うらほろパークゴルフ場/健康公園/総合スポーツセンター/スイミングプール/ァイスアリーナ/町民球
場と運動公園の整備/図書館と郷土博物館/図書館・ 資料館の建設をめざして

第四節 体育の振興
体育協会
第五節 スーポーッ賞等

第三章 文化活動

第一節 文化協会と文化団体
文化活動の流れ
文化協会の設立と文化団体/町民文芸誌/句集・歌集・その他の出版/文化の郷

第二節 著名人と文学のなかの浦幌
文学のなかの浦幌

第三節 文化賞・文化奨励賞
第四節 文化財の保護
保護法と条例

第四章 宗教

第一節 国家神道中心の行政
開拓地神社の創立/社寺創建の規則/社寺の合併
第二節 地域の神社
第三節 教派神道 肌
第四節 民間信仰 60
第五節 仏 教

第七編 社 会

第一章 社会福祉と施設

第一節 福祉制度のはじまり
戦後の福祉/生活保護

第二節 年金制度
国民年金

第三節 児童福祉・母子福祉

第四節 心身障害者福祉
身体障害者福祉協会浦幌町分会/手をつなぐ親の会

第五節 老人福祉老齢福祉年金/敬老年金条例/老人家庭奉仕員/老人クラブ/敬老会/高齢者の就労/ふくべ会/高齢者就労センター/老人大学/老人保健福祉計画

第六節 福祉施設
養護老人ホーム/特別養護老人ホーム/いと小さき者たちの家/保健福祉センター/ことばの教室/愛の鐘/児童遊園地


第七節 保育所
最初の保育所/しらかば保育園/あかしや保育園/へき地保育所/学童保育所

第八節 社会福祉機関と団体
方面委員から民生(児童)委員へ/社会福祉協議会
共同募金会
遺族会
慰霊祭と忠魂碑/平和塔
奉仕団体
ライオンズクラブ/無線赤十字奉仕団/婦人のボランティア

第九節 記念碑・記念像・その他

第二章 保健衛生

第一節 医療と施設 脇
初期の医療/終戦後の医療と施設/現在の医療施設/医療功労者/保健婦/衛生組合/現在の衛生組合

第二節 国民健康保険事業
社会保険制度/国保直営の病院

第三節 予防衛生
ェキノコックス症/ェイズ(後天性免疫不全症候群)/病原性大腸菌「O157」

第四節 水道
最初の簡易水道/十勝太専用水道/厚内簡易水道/その他の簡易水道/浦幌の飲料と営農用水対策

第五節 し尿処理
下水道事業/下水道審議会/ごみ処理/処理センターの建設

第六節 公衆浴場
第七節 墓地・墓園・火葬場

第三章 公安・消防

第一節 警 察
警察制度の変遷/大津分署の廃止と池田分署の設置/北海道警察

第二節 事件とできごと
熊谷農場事件/脱獄囚殺傷事件/浦幌川工事現場の惨劇/大津事件と十勝太

第三節 消 防
火災予防と消防組/消防組から警防団へ/消防団の誕生/組織の改革と初の消防演習/東部四町の広域消防体制/消火用具と施設/災害活動/一日消防団員/女性消防団員の発足/金色の「まとい」/記念式典と宣言

第四章 電気・郵便・通信

第一節 電 気
始め/電気導入促進法の制定以後のあゆみ/電化促進運動/自家発電/農村電灯のつき電気事業の発達/浦幌の家庭用電気の普及/農村電化

第二節 郵便
郵便制度の開始/浦幌最初の郵便局/常室特定郵便局/吉野特定郵便局/厚内集配特定郵便局/上浦幌集配特定郵便局/貴老路簡易郵便局/留真無集配特定郵便局

第三節 通信
有線放送と電話の自動化

第五章 交通

第一節 道路
明治以前の道路/明治四年以後の道路/囚人道路/大津街道/浦幌の道路/道庁の道路事業/国道三八号バイパス/道道の野鳥図鑑

第二節 橋
十勝河口橋/浦幌大橋/旧第一橋

第三節 馬車・馬そり
馬そりの由来/馬車鉄道

第四節 バ ス

第五節 渡 船
明治・大正期の渡船/昭和の渡船/十勝川渡船の条例 /国道最後の渡船場

第六節 建設関係官公庁
帯広土木現業所浦幌出張所/帯広開発建設部浦幌道路維持事業所

第六章 鉄 道

幌内鉄道/北海道の予定線路/幻の十勝太鉄道/浦幌駅/新吉野駅/厚内駅/上厚内駅/直別駅/常豊信号所/建設と開通の陰で

第七章 駅逓

昆布刈石駅逓所/下浦幌駅逓所/中浦幌駅逓所/上浦幌駅逓所/上川上駅逓所
中浦幌駅逓所の生活

第八章 治水事業

第一節 十勝川の治水工事

第二節 河川改修
浦幌川の改修/下頃辺川の改修/十勝静内川の改修/その他の河川改修

第三節 災害復旧
浦幌川の災害復旧助成事業

第九章 災 害

第一節 災害と水害・その他

第二節 防災計画
防災訓練・演習/コミュニティ防災センター

第十章 観光

第一節 見どころ・遊びどころ

第二節 消えた祭りと生まれた祭り

第三節 ふるさと会
帯広浦幌会/札幌浦幌会/東京浦幌会

年 表

編さんを終えて
編さんの経過
参考文献・引用文献
史料・写真・文献提供及び協力を受けた方

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