平成 21 年 6 月 23 日
報 道 機 関 各 位
上 常 呂 地 区 子 供 会
松 谷 建 設 株 式 会 社
パシフィックコンサルタンツ株式会社
「北見のみどりを楽しもう。」ハーブ植栽会のご案内
この度、上常呂地区子供会・松谷建設株式会社・パシフィックコンサルタンツ株式会社
の三者にて、「北見のみどりを楽しもう。」シリーズの第一回イベントとして、ハーブ植栽
会を開催することとなりましたので、下記の通りご案内申し上げます。
記
日時:2009 年 6 月 28 日(日)13:30~14:30 *荒天時延期
*09:00~12:00⇒上常呂地区子供会・廃品回収(松谷建設株式会社及びパシ
フィックコンサルタンツ株式会社はボランティア協力)
*13:30~14:30⇒ハーブ植栽会
*詳細なスケジュールに関しましては、以下の時間帯ごとの開催場所、及び
添付の案内チラシをご参照下さい。
時間帯ごとの活動場所
z 午前:上常呂地区子供会(北上・上常呂・常川・広里の連合町内会区域)
*当日は、各地域を回っての活動となりますので、取材にお出で頂く際には
下記担当者までご連絡下さい。詳しい場所をご案内差し上げます。
z お昼:上ところコミュニティ広場
z 午後:北見市北上「北見道路」事業・西 6 号~7 号にかけての区間
*道道 50 号を置戸方面へ向かい、西 6 号を右折すぐ。当日は、道道沿いの
右折箇所に案内看板を設置します。
主催:上常呂地区子供会・松谷建設株式会社・パシフィックコンサルタンツ株式会社
協賛:仁頃香りの会
後援:北海道開発局 網走開発建設部 北見道路事務所
協力:地元の高校に通う女子高生などのボランティア
内容:ニホンハッカ・ホクト 100 株(ハーブ国道プロジェクトにより北見道路事
務所構内にて事務所職員が栽培した苗、及び二頃香りの会に提供を受けた
苗)、伐り株移植 10 株程度(北見道路事業で伐採した樹木の根株を移植)
- 1 –
この度「北見のみどりを楽しもう。」と題したイベントを立ち上げた背景には、ハッカ
類の「栽培」・「試食」・「収穫」・「精油採集」といった体験を通して地域の文化を知ること
で、「北見のみどり」であるハッカを守り育てるきっかけをつくり、将来的には地域振興へ
とつながる活動のお手伝いをしたいという私たちの気持ちがあります。
そのために本イベントでは、ハッカ類の栽培から活用までを一貫した体験学習や今後の
継続的な活動を目標としており、現在のところ、8 月上旬にはハッカ試食会、10 月上旬に
はハッカ収穫祭を予定致しております。
また、近い将来に北見地域を担うこととなる地元高校生にボランティア協力を依頼する
とともに、隣接地域の子供同士の交流の場を提供できるよう周辺の小学校にもイベントを
案内し、将来世代の参加者を広く募集しているところです。
ハッカを通した北見の景色やまちづくり活動の今後の継続的発展のために、是非とも幅
広い報道・周知にご協力頂けると大変有り難く存じます。
【問い合わせ先・「北見のみどりを楽しもう。」イベント事務局】
パシフィックコンサルタンツ株式会社北海道支社 環境グループ 担当:岡村
事前連絡先:011-700-5227 / 当日連絡先:090-5781-7120
(申し訳ありませんが不在時はお言付け下さい) - 2 –
■参考資料
- ハーブ国道プロジェクトとは
道路沿いの牧草類などに代わる緑化として、かつて北見地域において世界の 70%を生産
してきたハッカ類を活用するプロジェクト。ハッカ類は、北見らしい景観づくりや道路の
維持管理の簡略化、まちづくりなどに役立つとともに、農作物への害虫防除の効果がある
ことも確認されている。
現在、消費者の食の安全性への関心が高まっている中で、生産者もエコファーマーやク
リーン農業技術の開発など減科学農薬・減除草剤などへの取り組みを進めていることから、
国道の緑化への「ハーブ」の活用は、農業を営む地域の方々にとっても、より有効な社会
資本整備を進めることが可能となると考えられている。
こういった地域の特性や産業を踏まえて、2007 年 12 月に北見道路事務所が立ち上げた
「ハーブ国道プロジェクト」は、2 度の勉強会(2007 年 12 月 11 日及び 2008 年 3 月 6 日)
を実施、2008 年には、北見市留辺蘂町昭栄にて 2 度の試験植栽(2008 年 9 月 1 日ミント類
168 株・10 月 20 日ニホンハッカ地下茎 10 株分)を実施している。
なお、今年度(2009 年)には北海道開発局の「2009 連携協働地域づくり」に位置づけ
られ、5 月 24 日(日)に開催された「みどりで豊かな街並みを。」植樹会でも、北見道路の
一部にハッカ類 30 株が植栽されている。 - 伐り株移植とは
伐り株(きりかぶ)移植とは、北見道路事務所が推進する「道路整備による自然環境へ
の影響を最小化し、自然環境の保全に努めながら道路と自然の共生を図る」ことの一環と
して、北見道路などの各種道路事業において取り組みが進められている「伐採した樹木の
根株移植による樹林環境再生」である。
手法としては、工事により改変される区域内の在来木本類について生育状況を調査し、
その伐り株を残した状態で伐採。残した伐り株を根鉢ごと工事が完了した法面へ移植する
ことで元の樹林環境を再生し、生態系の回復を図るものである。
これまでに、工事により実施される伐り株移植の他、北見道路事務所の主催による植樹
会(2007 年 11 月 14 日実施、川東みどり町内会 13 名を含む関係者約 30 名にて伐り株 56
株を移植)、川東トンネル工事の請負者である熊谷・田中特定 JV の主催による植樹会(2008
年 11 月 10 日、川東みどり町内会 21 名を含む関係者約 60 名にて伐り株 62 株を移植)とい
った、二度の植樹会の実績がある。その際、ハルニレ、ミズナラ、エゾイタヤ、ヤチダモ
等の在来木本種を移植している。 - 案内チラシ
(以降に添付)
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